60以下の自然数のうち、3の倍数であるが、4の倍数ではない数の個数を求める。

算数倍数約数整数の性質最大公約数最小公倍数
2025/8/13

1. 問題の内容

60以下の自然数のうち、3の倍数であるが、4の倍数ではない数の個数を求める。

2. 解き方の手順

まず、60以下の自然数で3の倍数であるものの個数を求める。次に、60以下の自然数で3の倍数であり、かつ4の倍数であるものの個数を求める。最後に、3の倍数の個数から3の倍数かつ4の倍数の個数を引けば、3の倍数であるが4の倍数でないものの個数が得られる。
60以下の3の倍数の個数は、
603=20\lfloor \frac{60}{3} \rfloor = 20
ここでx\lfloor x \rfloorxxを超えない最大の整数を表す。
3の倍数かつ4の倍数である数は、3と4の最小公倍数の倍数である。3と4の最小公倍数は12なので、60以下の12の倍数の個数を求める。
60以下の12の倍数の個数は、
6012=5\lfloor \frac{60}{12} \rfloor = 5
求める個数は、3の倍数の個数から12の倍数の個数を引いたものなので、
205=1520 - 5 = 15

3. 最終的な答え

15