絶対値を含む関数のグラフを描くには、まず絶対値の中身が正または負になる場合で場合分けをします。
3x+2=0 を解くと x=−32 となります。 したがって、
x≥−32 のとき、3x+2≥0 なので、∣3x+2∣=3x+2 となり、関数は y=3x+2 となります。 x<−32 のとき、3x+2<0 なので、∣3x+2∣=−(3x+2)=−3x−2 となり、関数は y=−3x−2 となります。 次に、それぞれの区間で直線のグラフを描きます。
x≥−32 のとき、y=3x+2 は傾き3、y切片2の直線です。 x<−32 のとき、y=−3x−2 は傾き-3、y切片-2の直線です。 x=−32 のとき、y=3(−32)+2=−2+2=0 であり、y=−3(−32)−2=2−2=0 であるため、2つの直線はx=−32 でつながります。 したがって、グラフはx=−32 で折れ曲がったV字型のグラフとなります。