三角錐ABCDにおいて、$AB=AC=BC=CD=BD=2$, $AD=\sqrt{3}$である。三角形ABCと三角形BCDのなす角を求めるために、BCに頂点A, Dから垂線を下ろし、その交点をMとする。このとき、AM, DMの長さを求め、三角形AMDに注目して、$\angle AMD$の角度を求める問題である。

幾何学空間図形三角錐正三角形角度
2025/8/15

1. 問題の内容

三角錐ABCDにおいて、AB=AC=BC=CD=BD=2AB=AC=BC=CD=BD=2, AD=3AD=\sqrt{3}である。三角形ABCと三角形BCDのなす角を求めるために、BCに頂点A, Dから垂線を下ろし、その交点をMとする。このとき、AM, DMの長さを求め、三角形AMDに注目して、AMD\angle AMDの角度を求める問題である。

2. 解き方の手順

ステップ1: AMの長さを求める。
三角形ABCは正三角形なので、AMはBCの中点MからAまでの距離である。
正三角形の一辺の長さが2なので、AMは高さに相当する。よって、AM=32×2=3AM = \frac{\sqrt{3}}{2} \times 2 = \sqrt{3}である。
ステップ2: DMの長さを求める。
同様に、三角形BCDも正三角形なので、DM=3DM = \sqrt{3}である。
ステップ3: AMD\angle AMDを求める。
三角形AMDにおいて、AM=DM=3AM = DM = \sqrt{3}, AD=3AD = \sqrt{3}である。
したがって、三角形AMDは正三角形である。
正三角形の各内角は60度なので、AMD=60\angle AMD = 60^\circである。

3. 最終的な答え

AMD=60\angle AMD = 60^\circ