(1) 三角形ADEの面積を求める。
長方形ABCDの面積は、AD×DC=8×12=96 cm²です。 三角形AEFの面積は30cm²と与えられています。
三角形ADEと三角形ECFと三角形ABFの面積の合計は、長方形ABCDの面積から三角形AEFの面積を引いたものに等しいです。
三角形ABFの面積は、底辺をABとすると高さはADなので、AB×BF/2となります。 三角形ECFの面積は、底辺をECとすると高さはDCなので、EC×DC/2となります。 三角形ADEの面積は、底辺をADとすると高さはAEなので、AD×AE/2となります。 DE=DC−EC=8−EC AE=AD−ED=12−ED 四角形ABCDは長方形なので、AB = DC = 8 cm、AD = BC = 12 cmです。
ここで、三角形AEFの面積は30 cm²であることから、
三角形ABF+三角形ECF+三角形ADE=96−30=66 cm²となります。 三角形ADEの面積 = 21×AD×AE=21×8×AE=4AE 三角形ABFの面積 + 三角形ECFの面積 = 66−4AE (2) 線分BEの長さを求める。
三角形AEFの面積が30cm²であることから、長方形ABCDの面積から三角形ADE, 三角形ABF, 三角形CFEの面積を引いた値が30cm²になる。
AD=8, CD=12, AE=x, BF=yとすると、三角形ADEの面積は4x, 三角形ABFの面積は6y, 三角形CFEの面積は21(12−x)(8−y)となる。 長方形の面積は8×12=96なので、96−4x−6y−21(12−x)(8−y)=30が成り立つ。 これを整理すると、96−4x−6y−21(96−12y−8x+xy)=30となる。 96−4x−6y−48+6y+4x−21xy=30 48−21xy=30 21xy=18 したがって、AE×BF=36となる。 三角形ADEと三角形FBEは相似ではないので、これ以上の条件がない限り、BEの長さは一意に定まらない。
問題文に30cm²という記述があるので、恐らくADEの面積が誤記されている可能性がある。
ここで、長方形ABCDの面積96から三角形AEFの面積30を除くと、三角形ADE + 三角形ABF + 三角形CFE = 66となる。
この面積の合計が66になることから、三角形ADEの面積が24cm²の場合を仮定する。
すると、21×8×AE=24より、AE=6となる。 このとき、三角形ABFと三角形CFEの面積の合計は66−24=42となる。 BF=xとすると、CF=12−6=6, BE=xとすると、FC=12−xなので、 三角形ABF = 8x/2=4x 三角形CFE = (12−x)6/2=36−3x よって、4x+36−3x=42