0から5までの数字を用いて作ることができる、以下の条件を満たす整数は何個あるかを求める問題です。ただし、同じ数字は2回使えないものとします。 (1) 4桁の整数 (2) 4桁の奇数 (3) 4桁の偶数 (4) 4桁の5の倍数

算数場合の数順列組み合わせ整数
2025/8/15

1. 問題の内容

0から5までの数字を用いて作ることができる、以下の条件を満たす整数は何個あるかを求める問題です。ただし、同じ数字は2回使えないものとします。
(1) 4桁の整数
(2) 4桁の奇数
(3) 4桁の偶数
(4) 4桁の5の倍数

2. 解き方の手順

(1) 4桁の整数
千の位は0以外の5通り、百の位は千の位で使った数以外の5通り、十の位は千の位と百の位で使った数以外の4通り、一の位は千の位、百の位、十の位で使った数以外の3通りです。
よって、
5×5×4×3=3005 \times 5 \times 4 \times 3 = 300 通り
(2) 4桁の奇数
一の位は1, 3, 5のいずれかの3通りです。
千の位は0と一の位で使った数以外の4通りです。
百の位は千の位と一の位で使った数以外の4通りです。
十の位は千の位、百の位、一の位で使った数以外の3通りです。
よって、
3×4×4×3=1443 \times 4 \times 4 \times 3 = 144 通り
(3) 4桁の偶数
一の位が0の場合と、2または4の場合に分けて考えます。
- 一の位が0の場合: 千の位は5通り、百の位は4通り、十の位は3通りなので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60 通り。
- 一の位が2または4の場合: 一の位は2通り、千の位は0と一の位で使った数以外の4通り、百の位は千の位と一の位で使った数以外の4通り、十の位は千の位、百の位、一の位で使った数以外の3通りなので、2×4×4×3=962 \times 4 \times 4 \times 3 = 96 通り。
合計で、60+96=15660 + 96 = 156 通り
(4) 4桁の5の倍数
一の位が0の場合と、5の場合に分けて考えます。
- 一の位が0の場合: 千の位は5通り、百の位は4通り、十の位は3通りなので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60 通り。
- 一の位が5の場合: 千の位は0以外の5通り、百の位は4通り、十の位は3通りなので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60 通り。
よって、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60 通り

3. 最終的な答え

(1) 300個
(2) 144個
(3) 156個
(4) 60個