放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線 $l$ が2点 A, B で交わっており、A, B の $x$ 座標がそれぞれ -6, 2 である。原点 O を通り、三角形 OAB の面積を二等分する直線と直線 $l$ との交点 C の座標を求める。

幾何学放物線直線交点面積座標
2025/8/15

1. 問題の内容

放物線 y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 と直線 ll が2点 A, B で交わっており、A, B の xx 座標がそれぞれ -6, 2 である。原点 O を通り、三角形 OAB の面積を二等分する直線と直線 ll との交点 C の座標を求める。

2. 解き方の手順

まず、点 A, B の座標を求める。
A の xx 座標は -6 なので、y=14(6)2=14(36)=9y = \frac{1}{4}(-6)^2 = \frac{1}{4}(36) = 9。 よって、A の座標は (-6, 9)。
B の xx 座標は 2 なので、y=14(2)2=14(4)=1y = \frac{1}{4}(2)^2 = \frac{1}{4}(4) = 1。 よって、B の座標は (2, 1)。
次に、直線 ll の式を求める。
直線 ll は2点 A(-6, 9) と B(2, 1) を通るので、傾きは 192(6)=88=1\frac{1-9}{2-(-6)} = \frac{-8}{8} = -1
よって、直線 ll の式は y=x+by = -x + b とおける。
点 B(2, 1) を通るので、1=2+b1 = -2 + b より b=3b = 3
したがって、直線 ll の式は y=x+3y = -x + 3 である。
次に、三角形 OAB の面積を二等分する直線 mm を考える。
直線 mm は原点 O を通るので、y=kxy = kx とおくことができる。
直線 mm が三角形 OAB の面積を二等分するということは、直線 mm は線分 AB の中点を通る。
線分 AB の中点 M の座標は (6+22,9+12)=(2,5)\left( \frac{-6+2}{2}, \frac{9+1}{2} \right) = (-2, 5)
直線 mm は M(-2, 5) を通るので、5=k(2)5 = k(-2) より k=52k = -\frac{5}{2}
したがって、直線 mm の式は y=52xy = -\frac{5}{2}x である。
最後に、直線 ll と直線 mm の交点 C の座標を求める。
y=x+3y = -x + 3y=52xy = -\frac{5}{2}x より、x+3=52x-x + 3 = -\frac{5}{2}x
両辺を2倍して、2x+6=5x-2x + 6 = -5x
3x=63x = -6 より、x=2x = -2
y=(2)+3=2+3=5y = -(-2) + 3 = 2 + 3 = 5
したがって、交点 C の座標は (-2, 5) である。

3. 最終的な答え

C(-2, 5)