$\triangle OP_1P_2$ は二等辺三角形であり、$\angle O = \angle P_1 = \theta$、$OP_1 = 1$とする。直線 $OP_1$ 上に点 $P_3$ を $\angle OP_2P_3 = \theta$ となるように取る。次に、直線 $OP_2$ 上に点 $P_4$ を $\angle OP_3P_4 = \theta$ となるように取る。以下、同様に点 $P_5, P_6, \dots$ を取る。 (1) $P_nP_{n+1}$ の長さを求めよ。 (2) 無限級数 $P_1P_2 + P_2P_3 + \dots + P_nP_{n+1} + \dots$ が収束する $\theta$ の値の範囲を求め、そのときの和を求めよ。
2025/8/16
1. 問題の内容
は二等辺三角形であり、、とする。直線 上に点 を となるように取る。次に、直線 上に点 を となるように取る。以下、同様に点 を取る。
(1) の長さを求めよ。
(2) 無限級数 が収束する の値の範囲を求め、そのときの和を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
まず、 であり、 が二等辺三角形なので、。 なので、。よって、。
。
なので、。すると、.
同様に、
は二等辺三角形なので、
であるので、。
, , 。
別の方法:
であり、 なので、。よって、 なので、.
. において、.
.
.
(2)
無限級数 が収束するための条件は、 となること。 が収束する条件は、。
したがって、, 。また、。
級数の和は、
, .
収束条件は , つまり (k は整数)。
このとき、級数の和は .
3. 最終的な答え
(1) .
(2) が収束する の範囲は , 。このときの和は .