まず、放物線 C 上の点 (1,3) における接線 l の方程式を求めます。 y=−x2+4x を x で微分すると、 dxdy=−2x+4 点 (1,3) における接線の傾きは、 m=−2(1)+4=2 y−3=2(x−1) y=2x−2+3 次に、接線 l:y=2x+1 と x 軸との交点を求めます。 2x+1=0 より、 x=−21 したがって、接線 l は点 (−21,0) で x 軸と交わります。 次に、放物線 C:y=−x2+4x と x 軸との交点を求めます。 −x2+4x=0 x(−x+4)=0 したがって、放物線 C は点 (0,0) と (4,0) で x 軸と交わります。 求める面積 S は、接線 l と x 軸とで囲まれる三角形の面積から、放物線 C と x 軸との間で x=0 から x=1 までの積分を引いたものに、放物線 C と x 軸の間で x=1からx=4までの面積を足したもののようです。 計算を簡単にするために、図を描いて面積を求めやすいようにします。
接線とx軸の交点はx=−21なので、接線とx軸、x=1で囲まれる三角形の面積は S1=21(1−(−21))×3=21×23×3=49 放物線とx軸で囲まれた0から1の領域の面積は
S2=∫01(−x2+4x)dx=[−31x3+2x2]01=−31+2=35 したがって接線と放物線とx軸に囲まれた面積は
S=S1−S2=49−35=1227−20=127 しかし、図を描いてみると、接線、放物線、x軸で囲まれた領域は、x=1から放物線とx軸で囲まれた領域となります。 したがって、放物線、x軸、x=1、x=4で囲まれた領域の面積を求めます。 S=∫14(−x2+4x)dx=[−31x3+2x2]14=(−364+32)−(−31+2)=−364+32+31−2=−363+30=−21+30=9 積分計算だと接線は考慮されないので、別の方法で計算します。
三角形の面積を求める代わりに、放物線と接線で囲まれる面積を積分で求めます。
S=∫14(2x+1−(−x2+4x))dx=∫14(x2−2x+1)dx=[31x3−x2+x]14=(364−16+4)−(31−1+1)=364−12−31=363−12=21−12=9