## 連立方程式の問題
画像には連立方程式の問題が2種類あります。
1. 係数に分数や小数がある連立方程式を解く問題 (4問)
2. A=B=Cの形の連立方程式を解く問題 (2問)
今回は、問題1の(1)と(2)について解説します。
### 問題1(1):
$\begin{cases}
\frac{3}{4}x - \frac{1}{3}y = 2 \\
x + 4y = 16
\end{cases}$
### 問題1(2):
$\begin{cases}
3x + y = -2 \\
\frac{1}{2}x + \frac{1}{4}y = -1
\end{cases}$
## 解き方の手順
### 問題1(1):
1. **1つ目の式から分数をなくす:** 1つ目の式の両辺に4と3の最小公倍数である12をかけます。
2. **連立方程式を書き換える:** これにより、連立方程式は以下のようになります。
$\begin{cases}
9x - 4y = 24 \\
x + 4y = 16
\end{cases}$
3. **yの係数を揃える:** yの係数はすでに揃っているので、そのまま加減法で解けます。
4. **2つの式を足し合わせる:**
5. **xについて解く:**
6. **yを求める:** $x=4$ を2つ目の式に代入します。
### 問題1(2):
1. **2つ目の式から分数をなくす:** 2つ目の式の両辺に4をかけます。
2. **連立方程式を書き換える:** これにより、連立方程式は以下のようになります。
$\begin{cases}
3x + y = -2 \\
2x + y = -4
\end{cases}$
3. **yの係数を揃える:** yの係数はすでに揃っているので、そのまま加減法で解けます。
4. **1つ目の式から2つ目の式を引く:**
5. **yを求める:** $x=2$ を1つ目の式に代入します。
## 最終的な答え
### 問題1(1):
,
### 問題1(2):
,