## 問題7
1. 問題の内容
2次不等式 の解がすべての実数であるとき、定数 の値の範囲を求めよ。
2. 解き方の手順
の解がすべての実数であるためには、以下の2つの条件が必要となる。
* (上に凸な放物線)
* 判別式 (放物線が 軸と交わらない)
まず、 である必要がある。
次に、判別式 を計算する。
となる条件を求める。
または
の条件と または の条件を満たすのは、 のときである。
3. 最終的な答え
## 問題8
1. 問題の内容
2次不等式 の解が となるように、定数 の値を定めよ。
2. 解き方の手順
の解が であるということは、 の解が と であることを意味する。
したがって、 と を解に持つ2次方程式は と表される。
ただし、 である必要がある(不等号の向きを考慮)。
この式と の係数を比較する。
の係数は一致している。
の係数を比較すると、
定数項を比較すると、
より、
より、
なので条件を満たす。
3. 最終的な答え
,