図に示された3つの三角形ABCにおいて、それぞれ影のついた部分の面積が、三角形ABC全体の面積の何倍であるかを求める問題です。

幾何学三角形面積比比率
2025/8/17

1. 問題の内容

図に示された3つの三角形ABCにおいて、それぞれ影のついた部分の面積が、三角形ABC全体の面積の何倍であるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

三角形の面積比は、底辺の比と高さの比の積で決まります。それぞれの図形について、影の部分の三角形と三角形ABCの面積比を計算します。
(1)
三角形ABCにおいて、AD:DC = 5:4、BE:EA = 2:4 = 1:2 です。影の部分は三角形AECです。
三角形ADCの面積は、三角形ABCの 45+4=49\frac{4}{5+4} = \frac{4}{9} 倍です。
三角形AECの面積は、三角形ADCの 22+1=23\frac{2}{2+1} = \frac{2}{3} 倍です。
したがって、三角形AECの面積は、三角形ABCの 49×23=827\frac{4}{9} \times \frac{2}{3} = \frac{8}{27} 倍です。
(2)
三角形ABCにおいて、BD:DC = 5:3、BE:EA = 4:3 です。影の部分は三角形ADEです。
三角形ABDの面積は、三角形ABCの 55+3=58\frac{5}{5+3} = \frac{5}{8} 倍です。
三角形ADEの面積は、三角形ABDの 33+4=37\frac{3}{3+4} = \frac{3}{7} 倍です。
したがって、三角形ADEの面積は、三角形ABCの 58×37=1556\frac{5}{8} \times \frac{3}{7} = \frac{15}{56} 倍です。
(3)
三角形ABCにおいて、BD:DC = 5:4、BE:EA = 6:3 = 2:1 です。影の部分は三角形ADEです。
三角形ABDの面積は、三角形ABCの 55+4=59\frac{5}{5+4} = \frac{5}{9} 倍です。
三角形ADEの面積は、三角形ABDの 11+2=13\frac{1}{1+2} = \frac{1}{3} 倍です。
したがって、三角形ADEの面積は、三角形ABCの 59×13=527\frac{5}{9} \times \frac{1}{3} = \frac{5}{27} 倍です。

3. 最終的な答え

(1) 827\frac{8}{27}
(2) 1556\frac{15}{56}
(3) 527\frac{5}{27}