多項式 $P(x) = x^3 - ax^2 - x + 3a$ を $x-3$ で割った余りが $-6$ であるとき、定数 $a$ の値を求めます。

代数学多項式剰余の定理因数定理
2025/8/18
## 問題99

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x3ax2x+3aP(x) = x^3 - ax^2 - x + 3ax3x-3 で割った余りが 6-6 であるとき、定数 aa の値を求めます。

2. 解き方の手順

余りの定理より、P(3)=6P(3) = -6 が成り立ちます。
P(3)P(3) を計算し、aa について解きます。
P(3)=(3)3a(3)23+3a=279a3+3a=246aP(3) = (3)^3 - a(3)^2 - 3 + 3a = 27 - 9a - 3 + 3a = 24 - 6a
したがって、246a=624 - 6a = -6 となります。
これを aa について解くと、以下のようになります。
6a=24+66a = 24 + 6
6a=306a = 30
a=5a = 5

3. 最終的な答え

a=5a = 5
## 問題100

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x3+6x2+ax+4aP(x) = x^3 + 6x^2 + ax + 4ax+2x+2 で割った余りが 44 であるとき、定数 aa の値を求めます。

2. 解き方の手順

余りの定理より、P(2)=4P(-2) = 4 が成り立ちます。
P(2)P(-2) を計算し、aa について解きます。
P(2)=(2)3+6(2)2+a(2)+4a=8+242a+4a=16+2aP(-2) = (-2)^3 + 6(-2)^2 + a(-2) + 4a = -8 + 24 - 2a + 4a = 16 + 2a
したがって、16+2a=416 + 2a = 4 となります。
これを aa について解くと、以下のようになります。
2a=4162a = 4 - 16
2a=122a = -12
a=6a = -6

3. 最終的な答え

a=6a = -6

「代数学」の関連問題

与えられた式を因数分解する問題です。 (1) $ab(a+b) + bc(b+c) + ca(c+a) + 3abc$ (2) $a(b-c)^3 + b(c-a)^3 + c(a-b)^3$

因数分解多項式
2025/8/18

問題は以下の通りです。 1. $x, y$ は実数とする。次の命題を、対偶を用いて証明せよ。 (1) $x^3 \neq 8 \implies x \neq 2$ (2) $xy \...

命題対偶不等式実数整数
2025/8/18

与えられた2つの方程式を解く問題です。 (5) $x^2 - 8 = 0$ (7) $x^2 + 8x = 0$

二次方程式方程式解の公式因数分解
2025/8/18

画像にある2つの数式について、$x$を求めます。 (6) $\frac{x-3}{2} + \frac{3x-1}{4} = \frac{5x-7}{3}$ (2) $\frac{1}{3}(x-2)...

一次方程式分数方程式方程式の解法
2025/8/18

この問題は、変数 $x$ を含む方程式 $\frac{x}{4} - \frac{2x-7}{3} = 4$ を解く問題です。

一次方程式方程式の解法分数
2025/8/18

方程式 $\frac{x+1}{5} + 0.25x = -\frac{1}{4}$ を解く問題です。

一次方程式分数方程式の解法
2025/8/18

与えられた式は、根号の計算に関するものです。一つ目は $(\sqrt[3]{a})^2 = \sqrt[3]{a^2}$ の関係を示し、二つ目は $(\sqrt[6]{b})^2 = (\sqrt{\...

根号指数式の変形累乗根
2025/8/18

関数 $y = -\frac{1}{2}x^2$ について、次の3つの場合に、$x$ の変域が与えられたときの $y$ の変域を求める問題です。

二次関数変域放物線
2025/8/18

与えられた二次関数 $f(x) = x^2 - 2ax + 2a + 3$ について、以下の問いに答えます。 (1) 二次関数 $y = f(x)$ のグラフの頂点の座標を求めます。 (2) 二次関数...

二次関数二次不等式平方完成判別式
2025/8/18

一周3200mの池があり、太郎さんと花子さんが同じ場所から出発して池の周りを1周する。グラフは、太郎さんが出発してからの時間 $x$ 分後の進んだ距離 $y$ mを表している。 (1) 太郎さんは出発...

速さ方程式グラフ一次関数
2025/8/18