袋に入ったチョコレートを生徒が同じ数ずつ取っていく。生徒に6個ずつ配ると8個余り、7個ずつ配ると最後の1人は5個しか取れない。生徒の人数と初めのチョコレートの個数を求める。

代数学方程式文章題一次方程式過不足算
2025/3/20

1. 問題の内容

袋に入ったチョコレートを生徒が同じ数ずつ取っていく。生徒に6個ずつ配ると8個余り、7個ずつ配ると最後の1人は5個しか取れない。生徒の人数と初めのチョコレートの個数を求める。

2. 解き方の手順

生徒の人数を xx とする。
* 6個ずつ配ると8個余ることから、チョコレートの個数は 6x+86x + 8 と表せる。
* 7個ずつ配ると最後の1人は5個しか取れないことから、チョコレートの個数は 7(x1)+57(x-1) + 5 と表せる。最後の1人が取れるチョコレートの数は0個より多く7個未満なので、7(x1)<6x+87(x-1) < 6x+8 かつ 7(x1)+5>07(x-1)+5 > 0 を満たす。
* チョコレートの個数はどちらの表現でも同じなので、方程式を立てると 6x+8=7(x1)+56x + 8 = 7(x-1) + 5 となる。
* 方程式を解く。
6x+8=7x7+56x + 8 = 7x - 7 + 5
6x+8=7x26x + 8 = 7x - 2
x=10x = 10
* 生徒の人数が10人であることがわかったので、チョコレートの個数は 6×10+8=686 \times 10 + 8 = 68 となる。また、7×(101)+5=7×9+5=63+5=687 \times (10-1) + 5 = 7 \times 9 + 5 = 63+5 = 68でも同様である。

3. 最終的な答え

生徒の人数を xx とすると、方程式は 6x+8=7(x1)+56x + 8 = 7(x-1) + 5 となる。
生徒の人数は10人、チョコレートの個数は68個。

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