P, Q, R, S の 4 人がボウリングに行った結果について、以下の情報が与えられています。 * I. 4 人の平均点は 60 点 * II. P と R の平均点は 50 点 * III. R と S の平均点は 65 点 これらの情報に加え、以下の選択肢ア、イ、ウのうち、どれを最低限加えれば 4 人の点数が確定するかを問う問題です。 * ア. P と S の平均点は 65 点 * イ. P は S より 20 点高い * ウ. S は 4 人の中で最高点である

代数学方程式平均連立方程式
2025/3/7

1. 問題の内容

P, Q, R, S の 4 人がボウリングに行った結果について、以下の情報が与えられています。
* I. 4 人の平均点は 60 点
* II. P と R の平均点は 50 点
* III. R と S の平均点は 65 点
これらの情報に加え、以下の選択肢ア、イ、ウのうち、どれを最低限加えれば 4 人の点数が確定するかを問う問題です。
* ア. P と S の平均点は 65 点
* イ. P は S より 20 点高い
* ウ. S は 4 人の中で最高点である

2. 解き方の手順

まず、与えられた情報を数式で表します。
P, Q, R, S の点数をそれぞれ p,q,r,sp, q, r, s とします。
* I より: p+q+r+s4=60\frac{p + q + r + s}{4} = 60p+q+r+s=240p + q + r + s = 240
* II より: p+r2=50\frac{p + r}{2} = 50p+r=100p + r = 100
* III より: r+s2=65\frac{r + s}{2} = 65r+s=130r + s = 130
上記3つの式から、qq を消去することを考えます。
I の式にII, III の式を代入します。
p+r=100p+r=100, r+s=130r+s=130 なので、p=100rp=100-r, s=130rs=130-r
これらをIの式に代入します:
(100r)+q+r+(130r)=240(100 - r) + q + r + (130 - r) = 240
230+qr=240230 + q - r = 240
qr=10q - r = 10
q=r+10q = r + 10
ここで、選択肢ア、イ、ウを検討します。
* ア. p+s2=65\frac{p + s}{2} = 65p+s=130p + s = 130
p=100rp = 100 - r, s=130rs = 130 - r なので、
(100r)+(130r)=130(100 - r) + (130 - r) = 130
2302r=130230 - 2r = 130
2r=1002r = 100
r=50r = 50
このとき、p=50p = 50, q=60q = 60, s=80s = 80. これで 4 人の点数がすべて確定します。
* イ. p=s+20p = s + 20
p=100rp = 100 - r, s=130rs = 130 - r なので、
100r=(130r)+20100 - r = (130 - r) + 20
100r=150r100 - r = 150 - r
100=150100 = 150
これは矛盾しているので、イだけでは点数は確定しません。
* ウ. S が 4 人の中で最高点である。s>p,s>q,s>rs > p, s>q, s>r
s=130rs=130-r なので、rrの値によって変わってきます。これだけでは確定できません。
選択肢アだけで確定することがわかったので、他の組み合わせを検討する必要はありません。

3. 最終的な答え

アだけ

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