8人の人を、以下の3つの場合に分けて、それぞれの場合の分け方の総数を求めます。 (1) A, B, C, Dの4つのグループに、2人ずつ分ける。 (2) 2人ずつの4つのグループに分ける。(グループの区別がない) (3) 3人、3人、2人の3つのグループに分ける。
2025/6/4
1. 問題の内容
8人の人を、以下の3つの場合に分けて、それぞれの場合の分け方の総数を求めます。
(1) A, B, C, Dの4つのグループに、2人ずつ分ける。
(2) 2人ずつの4つのグループに分ける。(グループの区別がない)
(3) 3人、3人、2人の3つのグループに分ける。
2. 解き方の手順
(1) A, B, C, Dの4つのグループに、2人ずつ分ける場合:
まず、Aのグループに入れる2人を8人の中から選びます。その選び方は 通りです。
次に、Bのグループに入れる2人を残りの6人の中から選びます。その選び方は 通りです。
次に、Cのグループに入れる2人を残りの4人の中から選びます。その選び方は 通りです。
最後に、Dのグループに入れる2人を残りの2人の中から選びます。その選び方は 通りです。
したがって、この場合の分け方の総数は、
通りです。
(2) 2人ずつの4つのグループに分ける場合:
(1)で求めた分け方は、グループにA, B, C, Dという区別がある場合の分け方です。
グループに区別がない場合、A, B, C, Dのグループの並び順を考慮する必要がなくなります。4つのグループの並び順は 通りあるので、(1)で求めた値をで割ることで、グループの区別がない場合の分け方を求めることができます。
したがって、この場合の分け方の総数は、
通りです。
(3) 3人、3人、2人の3つのグループに分ける場合:
まず、3人のグループに入れる3人を8人の中から選びます。その選び方は 通りです。
次に、別の3人のグループに入れる3人を残りの5人の中から選びます。その選び方は 通りです。
最後に、2人のグループに入れる2人を残りの2人の中から選びます。その選び方は 通りです。
3人のグループが2つあるため、グループの区別をなくす必要があります。
したがって、この場合の分け方の総数は、
通りです。
3. 最終的な答え
(1) 2520通り
(2) 105通り
(3) 280通り