図において、角xの大きさを求める問題です。ただし、図中の黒丸(・)で示された角の大きさは等しく、白丸(○)で示された角の大きさも等しいとします。また、一つの三角形の内角の一つが$30^\circ$であることが与えられています。

幾何学角度三角形内角外角角の二等分線図形問題
2025/3/28

1. 問題の内容

図において、角xの大きさを求める問題です。ただし、図中の黒丸(・)で示された角の大きさは等しく、白丸(○)で示された角の大きさも等しいとします。また、一つの三角形の内角の一つが3030^\circであることが与えられています。

2. 解き方の手順

黒丸の角の大きさをaa、白丸の角の大きさをbbとします。
三角形の内角の和は180180^\circなので、与えられた三角形について、
30+b+b=18030^\circ + b + b = 180^\circ
2b=18030=1502b = 180^\circ - 30^\circ = 150^\circ
b=75b = 75^\circ
次に、二つの黒丸と二つの白丸がある三角形を見てみると、その外角は3030^\circとなります。
三角形の内角と外角の関係より、2a+2b=30+1802a + 2b = 30^\circ + 180^\circ
とすると間違えやすいですが、
2a=302a = 30^\circは間違いです。外角ではなく、180180^\circから外角を引いた角度と考える必要があります。
a+a+b+b+(18030)=180a + a + b + b + (180^\circ - 30^\circ) = 180^\circ
2a+2b+150=1802a + 2b + 150^\circ = 180^\circ
2a+2b=302a + 2b = 30^\circ
a+b=15a + b = 15^\circ
黒丸と白丸が接している部分の角度をccとすると、a+b+c=180a + b + c = 180^\circとなるので、
15+c=18015^\circ + c = 180^\circ
c=165c = 165^\circ
したがって、
x=a+bx = a + b
x+a+b=180x + a +b=180^\circは成り立ちません。
x=180(18030)abx = 180^\circ - (180^\circ - 30^\circ) -a-b
直線上にできる角は180180^\circなので、x+a=180b30x + a = 180^\circ - b -30となります。
よって、a+b=180b30a + b =180-b-30を計算するとa=b+150a = b+150となりますが、おかしいです。
a+b=xa+b = xは成り立ちません。
30+2b=18030^\circ + 2b=180^\circ から2b=1502b=150^\circb=75b=75^\circが導出されます。
次に、a+a+b=180xa+a+b=180-xから2a=180xb2a=180-x-bです。
また、a+ba+bの外角はxなので、a+b=xa+b=x が成り立ち、2a=302a = 30^\circなので、a=15a = 15^\circです。
すると、b=xab=x-aなので、b=x15b=x-15^\circとなり、2b=2x302b=2x-30^\circが導出されます。
2b=1502b=150^\circなので、2x30=1502x-30^\circ = 150^\circとなり、2x=1802x=180^\circx=90x=90^\circ
2a=302a = 30^\circ, a=15a=15^\circ
内角は b,b,30b,b,30^\circだから2b+30=1802b+30=180,2b=1502b=150,b=75b=75^\circ
したがってx=a+b=15+75=90x = a+b = 15^\circ+75^\circ=90^\circ

3. 最終的な答え

x=90x = 90^\circ