(1)
8桁の整数を作る問題です。重複がある順列の問題として考えます。
全体の並べ方は8!通りですが、同じ数字が複数あるため、それらの並び替えの分だけ割る必要があります。
まず、全ての数字を並べる場合の数を計算します。
2!×1!×4!8!=(2×1)×(1)×(4×3×2×1)8×7×6×5×4×3×2×1=8×7×3×5=840 しかし、1が先頭に来る場合は8桁の整数にならないので、この場合を除きます。
1が先頭に来る場合の数は、残りの7つの数字を並べる場合の数です。
1!×1!×4!7!=(1)×(1)×(4×3×2×1)7×6×5×4×3×2×1=7×6×5=210 したがって、求める整数の個数は、
840−210=630個です。 (2)
LETTERの6文字を全て使って文字列を作る問題です。これも重複がある順列の問題として考えます。
LETTERの文字はLが1個、Eが2個、Tが2個、Rが1個です。
全体の並べ方は6!通りですが、同じ文字が複数あるため、それらの並び替えの分だけ割る必要があります。
1!×2!×2!×1!6!=(1)×(2×1)×(2×1)×(1)6×5×4×3×2×1=6×5×6=180 したがって、文字列の個数は180個です。