2つの奇数の積が奇数になることを証明する問題で、証明の空欄ア、イ、ウを埋める。

数論整数の性質奇数証明
2025/6/17

1. 問題の内容

2つの奇数の積が奇数になることを証明する問題で、証明の空欄ア、イ、ウを埋める。

2. 解き方の手順

まず、奇数を整数を使ってどのように表せるかを考える。奇数は2で割ると1余る数なので、2m+12m+12n+12n+1 のように表せる。
アには、一方の奇数をmを使って表した式が入る。
イには、もう一方の奇数をnを使って表した式が入る。
ウには、アとイで表した奇数の積を展開した式が入る。展開後、それが奇数であることを示すために、2×(整数)+12 \times (整数) + 1 の形に変形する。
ア: 奇数は 2m+12m+1 のように表せるので、2m+12m+1
イ: 奇数は 2n+12n+1 のように表せるので、2n+12n+1
ウ: アとイの積を計算する。
(2m+1)(2n+1)=4mn+2m+2n+1=2(2mn+m+n)+1(2m+1)(2n+1) = 4mn + 2m + 2n + 1 = 2(2mn + m + n) + 1
よって、2(2mn+m+n)+12(2mn + m + n) + 1

3. 最終的な答え

ア: 2m+12m+1
イ: 2n+12n+1
ウ: 2(2mn+m+n)+12(2mn+m+n)+1

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