4つの数字0, 1, 2, 3を重複して使って、指定された条件を満たす自然数の個数を求める問題です。 (1) 3桁の自然数の個数 (2) 3桁以下の自然数の個数 (3) 123より小さい自然数の個数

算数組み合わせ場合の数自然数
2025/7/3

1. 問題の内容

4つの数字0, 1, 2, 3を重複して使って、指定された条件を満たす自然数の個数を求める問題です。
(1) 3桁の自然数の個数
(2) 3桁以下の自然数の個数
(3) 123より小さい自然数の個数

2. 解き方の手順

(1) 3桁の自然数の個数:
3桁の自然数を作るには、百の位は0以外の数字(1, 2, 3のいずれか)でなければなりません。
百の位の選び方は3通りあります。十の位と一の位は、0, 1, 2, 3のいずれでも良いので、それぞれ4通りの選び方があります。
したがって、3桁の自然数の個数は、
3×4×4=483 \times 4 \times 4 = 48
通りです。
(2) 3桁以下の自然数の個数:
3桁以下の自然数には、1桁、2桁、3桁の自然数が含まれます。
1桁の自然数は、0を除く1, 2, 3の3つです。
2桁の自然数は、十の位は0以外の数字(1, 2, 3のいずれか)でなければならず、一の位は0, 1, 2, 3のいずれでも良いので、
3×4=123 \times 4 = 12
通りです。
3桁の自然数は、(1)で求めたように48通りです。
したがって、3桁以下の自然数の個数は、
3+12+48=633 + 12 + 48 = 63
通りです。
(3) 123より小さい自然数の個数:
1桁の自然数は、1, 2です。
2桁の自然数は、10の位が1のとき、10, 11, 12, 13の4通り。10の位が2のとき、20, 21, 22, 23の4通り。10の位が3のとき、30, 31, 32, 33の4通りあります。
3桁の自然数は、百の位が1の場合のみ考えます。
百の位が1で、十の位が0の場合、100, 101, 102, 103の4通り。
百の位が1で、十の位が1の場合、110, 111, 112, 113の4通り。
百の位が1で、十の位が2の場合、一の位が0, 1, 2の場合、120, 121, 122の3通り。
したがって、123より小さい自然数の個数は、
2+8+4+4+3=212 + 8 + 4 + 4 + 3 = 21
通りです。

3. 最終的な答え

(1) 3桁の自然数の個数:48個
(2) 3桁以下の自然数の個数:63個
(3) 123より小さい自然数の個数:21個