甲、乙、丙の3つの容器に入った食塩水の濃度が与えられています。甲と丙の食塩水の重さは等しく、乙の2倍です。 ア: 甲と乙の食塩水を混ぜると濃度は10.0%になる。 イ: 乙に含まれる食塩の量は丙に含まれる食塩の量より多い。 アとイの正誤を判定する問題です。

算数濃度食塩水割合計算
2025/7/10

1. 問題の内容

甲、乙、丙の3つの容器に入った食塩水の濃度が与えられています。甲と丙の食塩水の重さは等しく、乙の2倍です。
ア: 甲と乙の食塩水を混ぜると濃度は10.0%になる。
イ: 乙に含まれる食塩の量は丙に含まれる食塩の量より多い。
アとイの正誤を判定する問題です。

2. 解き方の手順

まず、食塩水の重さを設定します。
甲と丙の重さは等しく、乙の2倍なので、乙の重さを1とすると、甲と丙の重さは2となります。
アの検証:
甲の食塩水の重さを2、濃度を5%とすると、甲に含まれる食塩の量は 2×0.05=0.12 \times 0.05 = 0.1
乙の食塩水の重さを1、濃度を15%とすると、乙に含まれる食塩の量は 1×0.15=0.151 \times 0.15 = 0.15
甲と乙を混ぜたときの全体の重さは 2+1=32 + 1 = 3
全体の食塩の量は 0.1+0.15=0.250.1 + 0.15 = 0.25
混ぜた後の濃度は 0.2530.0833=8.33%\frac{0.25}{3} \approx 0.0833 = 8.33\%
よって、アは誤りです。
イの検証:
乙の食塩水の重さを1、濃度を15%とすると、乙に含まれる食塩の量は 1×0.15=0.151 \times 0.15 = 0.15
丙の食塩水の重さを2、濃度を10%とすると、丙に含まれる食塩の量は 2×0.10=0.22 \times 0.10 = 0.2
0.15<0.20.15 < 0.2 より、乙に含まれる食塩の量は丙に含まれる食塩の量より少ない。
よって、イは誤りです。
アもイも誤りなので、選択肢の中から「アもイも誤り」を選びます。

3. 最終的な答え

I

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