5個の数字0, 1, 2, 3, 4を重複を許して使ってできる自然数について、以下の個数を求める問題です。 (1) 3桁の数 (2) 3桁の偶数 (3) 123より小さい数
2025/8/1
1. 問題の内容
5個の数字0, 1, 2, 3, 4を重複を許して使ってできる自然数について、以下の個数を求める問題です。
(1) 3桁の数
(2) 3桁の偶数
(3) 123より小さい数
2. 解き方の手順
(1) 3桁の数
3桁の数は、百の位が0であってはいけないので、百の位は1,2,3,4のいずれかです。十の位と一の位は0,1,2,3,4のいずれでも良いです。
したがって、3桁の数の個数は、個です。
(2) 3桁の偶数
3桁の偶数は、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要があります。
百の位が0であってはいけないので、百の位は1, 2, 3, 4のいずれかです。十の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれでも良いです。
場合分けして考えます。
(i) 一の位が0の場合: 百の位は1, 2, 3, 4のいずれかで、十の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれかなので、個
(ii) 一の位が2または4の場合: 百の位は0を除いた1, 2, 3, 4のいずれかですが、一の位に2または4を使うので、百の位が2または4のときと、そうでない時で場合分けします。
百の位が2または4の場合、2通り。十の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれか。一の位は百の位で選ばなかったもの。
百の位が2または4でない場合、2通り。十の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれか。一の位は2または4。
百の位が2または4の場合、
百の位が1または3の場合、
一の位が2または4の場合は、
合計は
(3) 123より小さい数
1桁の数は1, 2, 3, 4の4個。
2桁の数は十の位は0であってはいけないので、十の位は1, 2, 3, 4のいずれか。一の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれか。したがって、個。
3桁の数で、123より小さい数を考えます。
百の位が0であってはいけないので、百の位が1である必要があります。
百の位が1の場合、十の位が0, 1, 2のいずれかです。
- 十の位が0の場合、一の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれかです。5個。
- 十の位が1の場合、一の位は0, 1, 2, 3, 4のいずれかです。5個。
- 十の位が2の場合、一の位は0, 1, 2のいずれかです。3個。
よって、3桁の数は個。
合計は、個。
3. 最終的な答え
(1) 100個
(2) 50個
(3) 37個