一つ目の問題は、的に玉を30回投げ、10点、5点、0点の場所に当たった回数を記録したところ、0点の場所に7回当たり、記録した点数の平均が5.5点であった。10点の場所に当たった回数を $x$ 回、5点の場所に当たった回数を $y$ 回として、連立方程式を作り、$x$ と $y$ の値を求める問題です。 二つ目の問題は、太一さんの家から真二さんの家までの道のりが2kmで、その途中に図書館がある。太一さんは午前10時に自分の家を出て時速12kmで走り、真二さんは午前10時5分に自分の家を出て時速4kmで歩くと、同時に図書館に着く。太一さんの家から図書館までの道のりと、真二さんの家から図書館までの道のりを求める問題です。

代数学連立方程式文章問題距離速度平均
2025/8/9

1. 問題の内容

一つ目の問題は、的に玉を30回投げ、10点、5点、0点の場所に当たった回数を記録したところ、0点の場所に7回当たり、記録した点数の平均が5.5点であった。10点の場所に当たった回数を xx 回、5点の場所に当たった回数を yy 回として、連立方程式を作り、xxyy の値を求める問題です。
二つ目の問題は、太一さんの家から真二さんの家までの道のりが2kmで、その途中に図書館がある。太一さんは午前10時に自分の家を出て時速12kmで走り、真二さんは午前10時5分に自分の家を出て時速4kmで歩くと、同時に図書館に着く。太一さんの家から図書館までの道のりと、真二さんの家から図書館までの道のりを求める問題です。

2. 解き方の手順

一つ目の問題:
まず、問題文から以下の2つの式を立てることができます。
合計回数に関する式:
x+y+7=30x + y + 7 = 30
平均点に関する式:
10x+5y+0×730=5.5\frac{10x + 5y + 0 \times 7}{30} = 5.5
上記の式を整理すると以下のようになります。
x+y=23x + y = 23
10x+5y=16510x + 5y = 165
二つ目の式を5で割ると、
2x+y=332x + y = 33
上記2式から連立方程式を解きます。
(2x + y) - (x + y) = 33 - 23
x = 10
x + y = 23に代入すると、
10 + y = 23
y = 13
よって、x=10x = 10, y=13y = 13
二つ目の問題:
太一さんの家から図書館までの距離を xx km、真二さんの家から図書館までの距離を yy km とします。
問題文から以下の式を立てます。
x+y=2x + y = 2
次に、太一さんと真二さんが図書館に着くまでの時間を考えます。太一さんは午前10時に出発し、真二さんは午前10時5分に出発したので、真二さんの方が5分遅く出発しています。5分は 560=112\frac{5}{60} = \frac{1}{12} 時間です。
太一さんの移動時間は x12\frac{x}{12} 時間、真二さんの移動時間は y4\frac{y}{4} 時間なので、
x12=y4112\frac{x}{12} = \frac{y}{4} - \frac{1}{12}
上記の式を12倍すると、
x=3y1x = 3y - 1
これをx+y=2x+y=2に代入すると、
(3y1)+y=2(3y-1) + y = 2
4y=34y = 3
y=34=0.75y = \frac{3}{4} = 0.75
x+y=2x + y = 2より、
x=2y=20.75=1.25x = 2 - y = 2 - 0.75 = 1.25
よって、太一さんの家から図書館までの距離は 1.25 km、真二さんの家から図書館までの距離は 0.75 km。

3. 最終的な答え

一つ目の問題:
10点の場所に当たった回数:10回
5点の場所に当たった回数:13回
二つ目の問題:
太一さんの家から図書館までの道のり:1.25 km
真二さんの家から図書館までの道のり:0.75 km

「代数学」の関連問題

連続する3つの正の整数がある。最も大きい数と最も小さい数の積が、真ん中の数の4倍より44大きいとき、この連続する3つの整数を求めなさい。

方程式整数因数分解二次方程式
2025/8/9

$a=6, b=-8$ のとき、以下の2つの式の値を求めます。 (1) $(5a-4b)-(6a-b)$ (2) $2(6a+b)-3(5a-b)$ (3) $(-2a^2b)^2 \times 4a...

式の計算文字式の計算代入展開
2025/8/9

与えられた数式を簡略化し、その後 $a=6$, $b=-8$ を代入して計算します。 数式は次の通りです。 $(-2a^2b)^2 \times 4ab^2 \div (-8a^3b^2)$

式の簡略化代入指数法則
2025/8/9

$a=6$, $b=-8$のとき、与えられた式の値を求めます。問題は4つありますが、今回は(1)~(3)を扱います。 (1) $(5a-4b)-(6a-b)$ (2) $2(6a+b)-3(5a-b)...

式の計算代入文字式多項式
2025/8/9

$a = 6$、 $b = -8$ のとき、次の式の値を求めます。 (1) $(5a - 4b) - (6a - b)$ (2) $2(6a + b) - 3(5a - b)$

式の計算文字式代入
2025/8/9

2次方程式 $x^2 + ax - 16 = 0$ の解が整数 $b, c$ であるとき、$b/c$ が整数になる $b, c$ の値の組は何通りあるか。ただし、$b > c$ とする。

二次方程式解と係数の関係整数の性質
2025/8/9

$a$ を正の定数とする。2次関数 $y = 4x - x^2$ について、以下の問いに答えよ。 (1) 2次関数のグラフを描き、軸と頂点を求めよ。 (2) 範囲 $0 \le x \le a$ にお...

二次関数グラフ最大値最小値定義域
2025/8/9

二次方程式 $(x - a)^2 = 36$ の解のうち、大きい方の解が $9$ であるとき、$a$ の値を求める。

二次方程式解の公式平方根
2025/8/9

$x$ の2次方程式 $x^2 + 2ax + a^2 + 5a - 7 = 0$ が実数解をもつような定数 $a$ の値の範囲を求める。

二次方程式判別式実数解不等式
2025/8/9

## 1. 問題の内容

展開計算因数分解連立不等式二次方程式判別式
2025/8/9