(1)
まず、756を素因数分解します。
756=22⋅33⋅7 756n=22⋅33⋅7⋅n 756n が整数になるためには、根号の中身が平方数になる必要があります。 したがって、n は 3⋅7=21 を少なくとも含む必要があります。 よって、n=3⋅7=21 のとき、756n=22⋅34⋅72=2⋅32⋅7=126 となり整数になるので、n=21は条件を満たします。 (2)
12=22⋅3 120=23⋅3⋅5 n=2a⋅3b⋅5c とします。 最大公約数が4なので、22が最大公約数に含まれ、3や5は最大公約数に含まれません。 最小公倍数が600なので、600=23⋅3⋅52です。 12,120,n の最小公倍数は 2max(2,3,a)⋅3max(1,1,b)⋅5max(0,1,c) で表されます。 a=2 なので、max(2,3,a)=3 となり、 23が最小公倍数に含まれます。 max(1,1,b)=1 なので、b=0またはb=1である必要があります。 max(0,1,c)=2 なので、c=2となります。 最大公約数が4なので、nは3の倍数であってはならず、5の倍数であってもならないため、bは0でなければなりません。 したがって、n=22⋅52=4⋅25=100 です。 しかし、12, 120, 100 の最大公約数は4であり、最小公倍数は600です。