### 2.1 分数を割り算の形に直し、小数で表す
分数は割り算を表すことができます。例えば、ba は a÷b と同じです。割り算を行い、小数を求めます。 (1) 514 の場合: 14÷5=2.8 (2) 413 の場合: 13÷4=3.25 ### 2.2 分数を約分して、既約分数にする
約分とは、分子と分母を共通の約数で割って、分数をより簡単な形にすることです。既約分数とは、それ以上約分できない分数のことです。
(1) 1612 の場合: 分子と分母を4で割ると、16÷412÷4=43。 (2) 2745 の場合: 分子と分母を9で割ると、27÷945÷9=35。 (3) 5265 の場合: 分子と分母を13で割ると、52÷1365÷13=45。 ### 2.3 複数の分数を共通の分母で表す(通分)
通分とは、複数の分数を共通の分母で表すことです。共通の分母は、元の分数の分母の最小公倍数であると便利です。
(1) 31 と 51 の場合: 共通の分母は15です。
31=3×51×5=155 51=5×31×3=153 (2) 61 と 43 の場合: 共通の分母は12です。
61=6×21×2=122 43=4×33×3=129 (3) 367 と 545 の場合: 36と54の最小公倍数は108です。
367=36×37×3=10821 545=54×25×2=10810 ##