問題は、与えられた数について、正の約数が何個あるかを求める問題です。 (1) は 108、(2) は 288 について、それぞれ正の約数の個数を求めます。

数論約数素因数分解整数の性質
2025/5/10

1. 問題の内容

問題は、与えられた数について、正の約数が何個あるかを求める問題です。
(1) は 108、(2) は 288 について、それぞれ正の約数の個数を求めます。

2. 解き方の手順

約数の個数を求めるには、まず与えられた数を素因数分解します。
素因数分解の結果を p1e1p2e2pnenp_1^{e_1} p_2^{e_2} \cdots p_n^{e_n} と表すと、約数の個数は (e1+1)(e2+1)(en+1)(e_1 + 1)(e_2 + 1) \cdots (e_n + 1) で求められます。
(1) 108 の場合
108 を素因数分解します。
108=22×33108 = 2^2 \times 3^3
したがって、約数の個数は (2+1)(3+1)=3×4=12(2 + 1)(3 + 1) = 3 \times 4 = 12 個です。
(2) 288 の場合
288 を素因数分解します。
288=25×32288 = 2^5 \times 3^2
したがって、約数の個数は (5+1)(2+1)=6×3=18(5 + 1)(2 + 1) = 6 \times 3 = 18 個です。

3. 最終的な答え

(1) 108 の正の約数の個数は 12 個
(2) 288 の正の約数の個数は 18 個

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