n と18の最小公倍数が900であることから、 lcm(n,18)=900 が成り立ちます。18を素因数分解すると 18=2×32 です。 900を素因数分解すると 900=22×32×52 です。 n=2a×3b×5c とすると、 lcm(n,18)=2max(a,1)×3max(b,2)×5max(c,0)=22×32×52 したがって、
max(a,1)=2 max(b,2)=2 max(c,0)=2 よって、a=2, b≤2, c=2 となります。 b=0 のとき、n=22×30×52=4×1×25=100 b=1 のとき、n=22×31×52=4×3×25=300 b=2 のとき、n=22×32×52=4×9×25=900 よって、n=100,300,900 lcm(n,28)=7 が成り立ちます。28を素因数分解すると 28=22×7 です。 n=2a×7b とすると、 lcm(n,28)=2max(a,2)×7max(b,1)=7=20×71 したがって、
max(a,2)=0 max(b,1)=1 max(a,2)=0 を満たす a は存在しないため、このような n は存在しません。 ただし、最小公倍数が7なので、nと28は両方とも7の約数である必要があります。
28は7の倍数なので、nは7の約数である必要があります。7の約数は1と7なので、
n=1のとき lcm(1,28)=28
n=7のとき lcm(7,28)=28
最小公倍数が7になることはありません。
したがって、条件を満たすnは存在しません。