問題91は、1から100までの自然数の中で、与えられた条件を満たす数が何個あるかを問う問題です。 (1) 8の倍数 (2) 12の倍数 (3) 8で割り切れない数 (4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数 (5) 8でも12でも割り切れない数 (6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数 問題92は、大、中、小3個のさいころを投げたとき、目の和が7になる場合は何通りあるかを問う問題です。

算数倍数場合の数組み合わせサイコロ
2025/5/16

1. 問題の内容

問題91は、1から100までの自然数の中で、与えられた条件を満たす数が何個あるかを問う問題です。
(1) 8の倍数
(2) 12の倍数
(3) 8で割り切れない数
(4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数
(5) 8でも12でも割り切れない数
(6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数
問題92は、大、中、小3個のさいころを投げたとき、目の和が7になる場合は何通りあるかを問う問題です。

2. 解き方の手順

問題91:
(1) 1から100までの8の倍数の個数を求めます。 100÷8=12.5100 ÷ 8 = 12.5 なので、8の倍数は12個です。
(2) 1から100までの12の倍数の個数を求めます。100÷12=8.333...100 ÷ 12 = 8.333... なので、12の倍数は8個です。
(3) 1から100までの自然数は100個あります。8で割り切れる数(8の倍数)は12個なので、8で割り切れない数は10012=88100 - 12 = 88個です。
(4) 8の倍数かつ12の倍数である数は、8と12の最小公倍数の倍数です。8と12の最小公倍数は24なので、1から100までの24の倍数の個数を求めます。100÷24=4.166...100 ÷ 24 = 4.166... なので、24の倍数は4個です。8の倍数である数は12個なので、8の倍数であるが12の倍数でない数は 124=812 - 4 = 8 個です。
(5) 8の倍数または12の倍数の個数を求めます。8の倍数は12個、12の倍数は8個、8の倍数かつ12の倍数(24の倍数)は4個なので、8の倍数または12の倍数の個数は12+84=1612 + 8 - 4 = 16個です。8でも12でも割り切れない数は、10016=84100 - 16 = 84個です。
(6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数を求めます。これは「8の倍数ではない」数と「12の倍数ではない」数の和集合の要素数を求めることになります。全体から「8の倍数かつ12の倍数」である数を引けば良いです。
100100 - 「8の倍数かつ12の倍数」は8と12の最小公倍数である24の倍数なので、1004=96100 - 4 = 96
もしくは、「8で割り切れない数」+「12で割り切れない数」-「8でも12でも割り切れない数」と考え、88+9284=9688 + 92 - 84 = 96個。
ここで1から100の12の倍数でない数は 1008=92100-8=92
問題92:
大中小のさいころの出目をそれぞれa, b, cとすると、a+b+c=7a + b + c = 7となる組み合わせを求めます。ただし、a, b, cは1から6までの整数です。
まず、a=1の場合、b+c=6となる組み合わせは(1,5), (2,4), (3,3), (4,2), (5,1)の5通り。
a=2の場合、b+c=5となる組み合わせは(1,4), (2,3), (3,2), (4,1)の4通り。
a=3の場合、b+c=4となる組み合わせは(1,3), (2,2), (3,1)の3通り。
a=4の場合、b+c=3となる組み合わせは(1,2), (2,1)の2通り。
a=5の場合、b+c=2となる組み合わせは(1,1)の1通り。
a=6の場合、b+c=1となる組み合わせはありません。
したがって、合計で5+4+3+2+1=155 + 4 + 3 + 2 + 1 = 15通りです。

3. 最終的な答え

問題91:
(1) 12個
(2) 8個
(3) 88個
(4) 8個
(5) 84個
(6) 96個
問題92:
15通り