10円、50円、100円の3種類の硬貨を使って、ちょうど250円を支払う方法は何通りあるかという問題です。ただし、どの硬貨も十分な枚数があり、使わない硬貨があってもよいものとします。

算数組み合わせ場合の数整数
2025/5/24

1. 問題の内容

10円、50円、100円の3種類の硬貨を使って、ちょうど250円を支払う方法は何通りあるかという問題です。ただし、どの硬貨も十分な枚数があり、使わない硬貨があってもよいものとします。

2. 解き方の手順

まず、100円玉の枚数で場合分けします。100円玉の枚数を xx、50円玉の枚数を yy、10円玉の枚数を zz とします。
x,y,zx, y, z は非負整数であり、
100x+50y+10z=250100x + 50y + 10z = 250
が成り立ちます。これを 1010 で割ると、
10x+5y+z=2510x + 5y + z = 25
となります。
(1) x=0x = 0 のとき:
5y+z=255y + z = 25
yy00 から 55 までの整数を取りうるので、
y=0y=0 のとき z=25z = 25
y=1y=1 のとき z=20z = 20
y=2y=2 のとき z=15z = 15
y=3y=3 のとき z=10z = 10
y=4y=4 のとき z=5z = 5
y=5y=5 のとき z=0z = 0
合計6通り
(2) x=1x = 1 のとき:
10+5y+z=2510 + 5y + z = 25
5y+z=155y + z = 15
yy00 から 33 までの整数を取りうるので、
y=0y=0 のとき z=15z = 15
y=1y=1 のとき z=10z = 10
y=2y=2 のとき z=5z = 5
y=3y=3 のとき z=0z = 0
合計4通り
(3) x=2x = 2 のとき:
20+5y+z=2520 + 5y + z = 25
5y+z=55y + z = 5
yy00 から 11 までの整数を取りうるので、
y=0y=0 のとき z=5z = 5
y=1y=1 のとき z=0z = 0
合計2通り
したがって、すべての組み合わせの数は 6+4+2=126 + 4 + 2 = 12 通りです。

3. 最終的な答え

12通り

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