(1)
条件(iii)(iv)(v)より、b1=38−a1, b2=28−a2, b3=20−a3 b1+b2+b3=(38−a1)+(28−a2)+(20−a3)=86−(a1+a2+a3) 条件(ii)より、a1+a2+a3=38 であるから、 b1+b2+b3=86−38=48 P=2a1+a2+3a3+b1+3b2+2b3 P=2a1+a2+3a3+(38−a1)+3(28−a2)+2(20−a3) P=2a1+a2+3a3+38−a1+84−3a2+40−2a3 P=(2a1−a1)+(a2−3a2)+(3a3−2a3)+38+84+40 P=a1−2a2+a3+162 条件(ii)より、a1+a2+a3=38 より、a1+a3=38−a2 したがって、P=(38−a2)−2a2+162=200−3a2 (2)
P=200−3a2 より、P が最大となるのは a2 が最小のとき、P が最小となるのは a2 が最大のときである。 条件(i)より、a2≥0 であるから、a2=0 のとき P は最大値 200 をとる。 条件(ii)より、a1+a2+a3=38 であり、かつ (iv) より a2+b2=28 なので、a2 の最大値は a2=28 (b2=0 の時) よって、P の最小値は P=200−3×28=200−84=116 である。 P が最小となるとき、a2=28 である。 このとき、b2=0 である。 また、a1+28+a3=38 より、a1+a3=10 さらに、a1+b1=38 より、b1=38−a1 また、a3+b3=20 より、b3=20−a3 a1+a3=10 で、a1 と a3 は非負整数であるから、a1 の値は 0,1,2,…,10 の11通りある。 したがって、P が最小となる整数の組 (a1,a2,a3,b1,b2,b3) は 11 通りである。 (3)
P≤125 となる条件を考える。 200−3a2≤125 したがって、a2 は 25,26,27,28 のいずれかである。 ・a2=25 のとき、a1+a3=38−25=13。a1 は 0 から 13 までの14通り。 ・a2=26 のとき、a1+a3=38−26=12。a1 は 0 から 12 までの13通り。 ・a2=27 のとき、a1+a3=38−27=11。a1 は 0 から 11 までの12通り。 ・a2=28 のとき、a1+a3=38−28=10。a1 は 0 から 10 までの11通り。 したがって、全部で 14+13+12+11=50 通りである。 (4)
a1+a2+a3=38 であり、a1,a2,a3 は非負整数である。 これは38個の区別できないものを3つの区別できる箱に入れる場合の数に等しい。
したがって、その総数は (3−138+3−1)=(240)=240×39=20×39=780 通りである。