(1) n(A) (72の正の約数の個数)を求める。 72を素因数分解すると、
72=23×32 約数の個数は、各素因数の指数に1を足して掛け合わせたものになるので、
n(A)=(3+1)(2+1)=4×3=12 (2) n(B) (240の正の約数の個数)を求める。 240を素因数分解すると、
240=24×31×51 約数の個数は、各素因数の指数に1を足して掛け合わせたものになるので、
n(B)=(4+1)(1+1)(1+1)=5×2×2=20 (3) n(A∪B)を求める。 n(A∪B)=n(A)+n(B)−n(A∩B) A∩Bは、72と240の公約数の集合である。 72と240の最大公約数を求める。
72=23×32 240=24×31×51 最大公約数は 23×31=8×3=24 A∩Bは、24の正の約数の集合である。 24を素因数分解すると、24=23×31 n(A∩B)=(3+1)(1+1)=4×2=8 したがって、
n(A∪B)=n(A)+n(B)−n(A∩B)=12+20−8=24