ある水槽を満たすのに、太い水道管では10分、細い水道管では15分かかる。初めに太い水道管を開き、途中で閉じて、細い水道管を開いたところ、太い水道管より5分長く注水して満水になった。太い水道管で注水した時間を$x$分とすると、以下の式を完成させ、$x$を求める問題です。

算数文章問題割合方程式分数
2025/4/4

1. 問題の内容

ある水槽を満たすのに、太い水道管では10分、細い水道管では15分かかる。初めに太い水道管を開き、途中で閉じて、細い水道管を開いたところ、太い水道管より5分長く注水して満水になった。太い水道管で注水した時間をxx分とすると、以下の式を完成させ、xxを求める問題です。

2. 解き方の手順

太い水道管をxx分開いたので、水槽に溜まった水の割合はx10\frac{x}{10}です。
細い水道管は太い水道管より5分長く開いたので、x+5x+5分開いたことになります。
細い水道管をx+5x+5分開いたので、水槽に溜まった水の割合はx+515\frac{x+5}{15}です。
水槽が満水になったので、太い水道管と細い水道管で溜まった水の割合の合計は1になります。
したがって、方程式は以下のようになります。
x10+x+515=1\frac{x}{10} + \frac{x+5}{15} = 1
両辺に30をかけて分母を払います。
3x+2(x+5)=303x + 2(x+5) = 30
3x+2x+10=303x + 2x + 10 = 30
5x=205x = 20
x=4x = 4
したがって、太い水道管で注水した時間は4分です。
上の式から、太い水道管で注水した時間xx分とすると、x10\frac{x}{10}が一つ目の空欄に当てはまり、x+515\frac{x+5}{15}が二つ目の空欄に当てはまることが分かります。しかし、選択肢にはx+515\frac{x+5}{15}がないので、110×(x+5)\frac{1}{10} \times (x+5)110×x\frac{1}{10} \times xを選択肢から選びます。
したがって、
110x+115(x+5)=1\frac{1}{10}x + \frac{1}{15}(x+5) = 1
110x+115x+13=1\frac{1}{10}x + \frac{1}{15}x + \frac{1}{3} = 1
110x+115(x+5)=1\frac{1}{10}x + \frac{1}{15}(x+5) = 1

3. 最終的な答え

太い水道管で注水した時間は4分です。
太い水道管で注水した時間をxx分とすると、
110×x+115×(x+5)=1\frac{1}{10} \times x + \frac{1}{15} \times (x+5) = 1
答え:4

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