父、母、4人の子供の合計6人が手をつないで輪を作るとき、次の条件を満たす場合の数を求める問題です。 (1) 父、母、子供の区別なく輪を作る。 (2) 父と母が隣り合って輪を作る。 (3) 父と母が向かい合って輪を作る。 (4) 父と母の間にちょうど1人子供が入って輪を作る。

算数場合の数円順列順列組み合わせ
2025/7/27

1. 問題の内容

父、母、4人の子供の合計6人が手をつないで輪を作るとき、次の条件を満たす場合の数を求める問題です。
(1) 父、母、子供の区別なく輪を作る。
(2) 父と母が隣り合って輪を作る。
(3) 父と母が向かい合って輪を作る。
(4) 父と母の間にちょうど1人子供が入って輪を作る。

2. 解き方の手順

(1) 6人が円形に並ぶ場合の数を求める問題です。円順列の公式 (n1)!(n-1)! を用います。
6人の円順列は (61)!=5!=120(6-1)! = 5! = 120 通り。
しかし、裏返すと同じ並びになる場合があるので、2で割ります。
120/2=60120 / 2 = 60 通り。
別解として、誰か一人を固定して、残りの5人の並び方を考えると、5!=1205! = 120通り。この問題では、区別がないので、裏返しを考慮して2で割る必要はありません。
(2) 父と母を1組として考え、残りの4人の子供と合わせて5組が円形に並ぶ場合の数を求めます。
5組の円順列は (51)!=4!=24(5-1)! = 4! = 24 通り。
父と母の並び方は2通りあるので、24×2=4824 \times 2 = 48 通り。
(3) 父の位置を固定し、母が向かい合う位置に並ぶようにします。残りの4人の子供の並び方は、4!通りです。
4!=244! = 24 通り。
(4) 父と母の間に1人の子供が入るように並ぶ場合の数を求めます。
まず、父と母の間に1人の子供を入れる子供を選びます。4人の子供の中から1人を選ぶので4通りです。
父、子供、母の順で並ぶか、母、子供、父の順で並ぶかの2通りがあります。
この3人を1組として考えると、残りの3人の子供と合わせて4組が円形に並ぶことになります。
4組の円順列は (41)!=3!=6(4-1)! = 3! = 6 通り。
したがって、4×2×6=484 \times 2 \times 6 = 48 通り。

3. 最終的な答え

(1) 60通り
(2) 48通り
(3) 24通り
(4) 48通り

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