(1)
放物線 y=x2+2x+a2−4 が x軸に接するということは、判別式 D=0 となるということ。 D=22−4(1)(a2−4)=4−4a2+16=20−4a2=0 a=±5 a>0 より、a=5 (2)
x2−5x+2=kx+1 x2−(5+k)x+1=0 共有点の個数が2個なので、判別式 D>0 D=(5+k)2−4(1)(1)=25+10k+k2−4=k2+10k+21>0 (k+3)(k+7)>0 k<−7,−3<k (3)
x2+ax+a+3>0 の解がすべての実数であるということは、判別式 D<0 となるということ。 D=a2−4(1)(a+3)=a2−4a−12<0 (a−6)(a+2)<0 (4)
f(x)=(x+2)∣x−1∣とする。 x≥1のときf(x)=(x+2)(x−1)=x2+x−2 x<1のときf(x)=−(x+2)(x−1)=−x2−x+2 f(1)=0,f(−2)=0. f(x)のx≥1のときの頂点はx=−21より右側にあるので、x≥1では、x=1の近くで単調増加。 x<1のときf′(x)=−2x−1=0よりx=−21 f(−21)=−(41−21)+2=41+2=49. k=49のとき、解はx=−2,x=1,x=−21なので3個。 f(x)=kの解が1個となるのは、 k<0 の場合。 よって実数解が3個の時、k=49. これは解答群にないため、−2<k<49 (これは3つの交点を持つときの範囲を求めていると思われる)。グラフよりk=49で解が3個なので,1<k<49となるkが存在する。 実数解が1個の時は k<0. 解答群では、 k<0,49<k があるが,これは明らかに誤り。グラフを描画すればk=0の時、x=1,x=−2で解は2個である.よって、適当なものはない. 解答群から推定すると、問題文が間違っているか、解答群が間違っている。
(もし問題文の|x-1|が(x-1)の二乗だとすると計算できるが,解答群にない答えになるため、ここではこのまま進める)