30以下の自然数について、3の倍数全体の集合をA、4の倍数全体の集合をBとするとき、以下の集合の要素の個数を求めよ。 (1) $n(A)$:集合Aの要素の個数 (2) $n(B)$:集合Bの要素の個数 (3) $n(A \cap B)$:集合Aと集合Bの共通部分の要素の個数 (4) $n(A \cup B)$:集合Aと集合Bの和集合の要素の個数
2025/4/20
1. 問題の内容
30以下の自然数について、3の倍数全体の集合をA、4の倍数全体の集合をBとするとき、以下の集合の要素の個数を求めよ。
(1) :集合Aの要素の個数
(2) :集合Bの要素の個数
(3) :集合Aと集合Bの共通部分の要素の個数
(4) :集合Aと集合Bの和集合の要素の個数
2. 解き方の手順
(1) :
30以下の3の倍数の個数を求める。
30を3で割ると10なので、3の倍数は3, 6, 9, ..., 30 の10個。
よって、
(2) :
30以下の4の倍数の個数を求める。
30を4で割ると7余り2なので、4の倍数は4, 8, 12, ..., 28 の7個。
よって、
(3) :
は3の倍数かつ4の倍数である数の集合なので、12の倍数の集合である。
30以下の12の倍数の個数を求める。
30を12で割ると2余り6なので、12の倍数は12, 24 の2個。
よって、
(4) :
の公式を用いる。
よって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)