分母の有理化は、分母に無理数が含まれている場合に、分母と分子に適切な値を掛けて、分母から無理数をなくす操作です。
(1) 3+21 の場合、分母の共役である 3−2 を分母と分子に掛けます。 3+21=3+21⋅3−23−2=(3)2−(2)23−2=3−23−2=13−2=3−2 (2) 5−32 の場合、分母の共役である 5+3 を分母と分子に掛けます。 5−32=5−32⋅5+35+3=(5)2−(3)22(5+3)=5−310+6=210+6 (3) 6+223 の場合、分母の共役である 6−2 を分母と分子に掛けます。 6+223=6+223⋅6−26−2=(6)2−2223(6−2)=6−4218−43=22⋅32−43=262−43=32−23 (4) 3−13+1 の場合、分母の共役である 3+1 を分母と分子に掛けます。 3−13+1=3−13+1⋅3+13+1=(3)2−12(3+1)2=3−13+23+1=24+23=2+3