50以下の自然数全体の集合を$U$とする。$U$の部分集合で、2の倍数全体の集合を$A$、5の倍数全体の集合を$B$とするとき、$n(A)$、$n(A \cap B)$、$n(A \cup B)$、$n(A \cap \overline{B})$を求める。

算数集合倍数集合の要素数ベン図
2025/5/1

1. 問題の内容

50以下の自然数全体の集合をUUとする。UUの部分集合で、2の倍数全体の集合をAA、5の倍数全体の集合をBBとするとき、n(A)n(A)n(AB)n(A \cap B)n(AB)n(A \cup B)n(AB)n(A \cap \overline{B})を求める。

2. 解き方の手順

- n(A)n(A): 50以下の2の倍数の個数を求める。
50÷2=2550 \div 2 = 25 より、n(A)=25n(A) = 25
- n(B)n(B): 50以下の5の倍数の個数を求める。
50÷5=1050 \div 5 = 10 より、n(B)=10n(B) = 10
- n(AB)n(A \cap B): ABA \cap Bは2の倍数かつ5の倍数、つまり10の倍数全体の集合である。50以下の10の倍数の個数を求める。
50÷10=550 \div 10 = 5 より、n(AB)=5n(A \cap B) = 5
- n(AB)n(A \cup B): ABA \cup Bは2の倍数または5の倍数全体の集合である。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)=25+105=30n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B) = 25 + 10 - 5 = 30
- n(AB)n(A \cap \overline{B}): ABA \cap \overline{B}は2の倍数であって5の倍数でないもの全体の集合である。
n(AB)=n(A)n(AB)=255=20n(A \cap \overline{B}) = n(A) - n(A \cap B) = 25 - 5 = 20

3. 最終的な答え

n(A)=25n(A) = 25
n(AB)=5n(A \cap B) = 5
n(AB)=30n(A \cup B) = 30
n(AB)=20n(A \cap \overline{B}) = 20

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