集合Aを「10より小さい自然数」、集合Bを「15の正の約数」と定義します。このとき、$n(A)$(集合Aの要素数)、$n(B)$(集合Bの要素数)、$n(A \cap B)$(集合Aと集合Bの共通部分の要素数)をそれぞれ求めます。

算数集合要素数共通部分約数
2025/6/9

1. 問題の内容

集合Aを「10より小さい自然数」、集合Bを「15の正の約数」と定義します。このとき、n(A)n(A)(集合Aの要素数)、n(B)n(B)(集合Bの要素数)、n(AB)n(A \cap B)(集合Aと集合Bの共通部分の要素数)をそれぞれ求めます。

2. 解き方の手順

まず、集合Aと集合Bの要素を具体的に列挙します。
集合Aは10より小さい自然数なので、A={1,2,3,4,5,6,7,8,9}A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9\}です。よって、n(A)=9n(A) = 9 です。
集合Bは15の正の約数なので、B={1,3,5,15}B = \{1, 3, 5, 15\}です。よって、n(B)=4n(B) = 4 です。
次に、ABA \cap Bを求めます。これは、集合Aと集合Bの両方に含まれる要素の集合です。AB={1,3,5}A \cap B = \{1, 3, 5\}となります。よって、n(AB)=3n(A \cap B) = 3です。

3. 最終的な答え

n(A)=9n(A) = 9
n(B)=4n(B) = 4
n(AB)=3n(A \cap B) = 3