兄はA地点からB地点へ、弟はB地点からA地点へ同時に歩き始めた。18分後、兄はAB間の道のりの $\frac{3}{5}$ だけ進んだところで弟と出会った。兄と弟がそれぞれB地点とA地点に着くのは出発してから何分後かを求める。

算数速さ旅人算割合
2025/6/10

1. 問題の内容

兄はA地点からB地点へ、弟はB地点からA地点へ同時に歩き始めた。18分後、兄はAB間の道のりの 35\frac{3}{5} だけ進んだところで弟と出会った。兄と弟がそれぞれB地点とA地点に着くのは出発してから何分後かを求める。

2. 解き方の手順

まず、兄と弟の速さの比を求める。
18分後に兄は道のりの 35\frac{3}{5} を進んでいるので、弟は道のりの 135=251 - \frac{3}{5} = \frac{2}{5} を進んでいる。
したがって、兄と弟の速さの比は 35:25=3:2\frac{3}{5} : \frac{2}{5} = 3 : 2 となる。
次に、兄が残りの道のり 25\frac{2}{5} を進むのにかかる時間を求める。
兄が 35\frac{3}{5} の道のりを18分で進むので、15\frac{1}{5} の道のりを進むのにかかる時間は 18÷3=618 \div 3 = 6 分である。
したがって、兄が残りの 25\frac{2}{5} の道のりを進むのにかかる時間は 6×2=126 \times 2 = 12 分である。
よって、兄がB地点に着くのは出発してから 18+12=3018 + 12 = 30 分後である。
最後に、弟が残りの道のり 35\frac{3}{5} を進むのにかかる時間を求める。
兄と弟の速さの比は 3:23:2 なので、同じ距離を進むのにかかる時間の比は 2:32:3 である。
兄が 35\frac{3}{5} の道のりを18分で進むので、弟が 35\frac{3}{5} の道のりを進むのにかかる時間は 18×32=2718 \times \frac{3}{2} = 27 分である。
よって、弟がA地点に着くのは出発してから 2727 分後である。

3. 最終的な答え

兄がB地点に着くのは出発してから30分後、弟がA地点に着くのは出発してから27分後。

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