100以上500以下の整数のうち、5または7で割り切れるものが何個あるか求める問題です。

算数整数の性質約数と倍数包除原理
2025/6/10

1. 問題の内容

100以上500以下の整数のうち、5または7で割り切れるものが何個あるか求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、100以上500以下の整数のうち、5で割り切れるものの個数を求めます。
100以上で最初の5の倍数は100であり、500以下で最後の5の倍数は500です。
したがって、5の倍数の個数は、(500100)/5+1=400/5+1=80+1=81(500 - 100)/5 + 1 = 400/5 + 1 = 80 + 1 = 81個です。
次に、100以上500以下の整数のうち、7で割り切れるものの個数を求めます。
100を7で割ると100/714.28100/7 \approx 14.28なので、100以上で最初の7の倍数は7×15=1057 \times 15 = 105です。
500を7で割ると500/771.42500/7 \approx 71.42なので、500以下で最後の7の倍数は7×71=4977 \times 71 = 497です。
したがって、7の倍数の個数は、7115+1=5771 - 15 + 1 = 57個です。
次に、100以上500以下の整数のうち、5と7の両方で割り切れるものの個数、つまり35で割り切れるものの個数を求めます。
100を35で割ると100/352.85100/35 \approx 2.85なので、100以上で最初の35の倍数は35×3=10535 \times 3 = 105です。
500を35で割ると500/3514.28500/35 \approx 14.28なので、500以下で最後の35の倍数は35×14=49035 \times 14 = 490です。
したがって、35の倍数の個数は、143+1=1214 - 3 + 1 = 12個です。
求める個数は、5で割り切れるものの個数と7で割り切れるものの個数を足し、5と7の両方で割り切れるものの個数を引いたものです。
これは包除原理を利用しています。
したがって、求める個数は81+5712=13812=12681 + 57 - 12 = 138 - 12 = 126個です。

3. 最終的な答え

126個

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