7冊の異なる本を、A, B, Cという3つの本棚に、それぞれ2冊、2冊、3冊に分けて入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

算数組み合わせ場合の数順列
2025/6/10

1. 問題の内容

7冊の異なる本を、A, B, Cという3つの本棚に、それぞれ2冊、2冊、3冊に分けて入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、7冊の本からAに入れる2冊を選ぶ組み合わせを計算します。これは組み合わせの記号を用いて 7C2_7C_2 と表されます。
次に、残った5冊の本からBに入れる2冊を選ぶ組み合わせを計算します。これは 5C2_5C_2 と表されます。
最後に、残った3冊の本は自動的にCに入ることになるので、組み合わせは 3C3=1_3C_3 = 1 通りです。
これらの組み合わせをすべて掛け合わせることで、求める場合の数が得られます。
7C2=7!2!(72)!=7!2!5!=7×62×1=21_7C_2 = \frac{7!}{2!(7-2)!} = \frac{7!}{2!5!} = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
3C3=3!3!(33)!=3!3!0!=3!3!×1=1_3C_3 = \frac{3!}{3!(3-3)!} = \frac{3!}{3!0!} = \frac{3!}{3! \times 1} = 1
よって、求める場合の数は 21×10×1=21021 \times 10 \times 1 = 210 通りとなります。

3. 最終的な答え

210 通り

「算数」の関連問題