1から100までの自然数について、次の和を求めます。 (1) 奇数の和 (2) 偶数の和 (3) 5の倍数の和 (4) 5の倍数でない数の和

算数等差数列奇数偶数倍数
2025/6/11

1. 問題の内容

1から100までの自然数について、次の和を求めます。
(1) 奇数の和
(2) 偶数の和
(3) 5の倍数の和
(4) 5の倍数でない数の和

2. 解き方の手順

まず、1から100までの自然数の和を求めます。これは等差数列の和として計算できます。
S=n(a1+an)2S = \frac{n(a_1 + a_n)}{2}
ここで、nnは項数、a1a_1は初項、ana_nは末項です。
1から100までの自然数の和は、
S=100(1+100)2=100×1012=5050S = \frac{100(1 + 100)}{2} = \frac{100 \times 101}{2} = 5050
(1) 奇数の和
1から100までの奇数は、1, 3, 5, ..., 99 です。
項数は50、初項は1、末項は99です。
奇数の和は、
Sodd=50(1+99)2=50×1002=2500S_{odd} = \frac{50(1 + 99)}{2} = \frac{50 \times 100}{2} = 2500
(2) 偶数の和
1から100までの偶数は、2, 4, 6, ..., 100 です。
項数は50、初項は2、末項は100です。
偶数の和は、
Seven=50(2+100)2=50×1022=2550S_{even} = \frac{50(2 + 100)}{2} = \frac{50 \times 102}{2} = 2550
(3) 5の倍数の和
1から100までの5の倍数は、5, 10, 15, ..., 100 です。
項数は20、初項は5、末項は100です。
5の倍数の和は、
S5=20(5+100)2=20×1052=1050S_{5} = \frac{20(5 + 100)}{2} = \frac{20 \times 105}{2} = 1050
(4) 5の倍数でない数の和
1から100までの自然数の和から5の倍数の和を引けば、5の倍数でない数の和が求められます。
Snot5=SS5=50501050=4000S_{not5} = S - S_{5} = 5050 - 1050 = 4000

3. 最終的な答え

(1) 奇数の和: 2500
(2) 偶数の和: 2550
(3) 5の倍数の和: 1050
(4) 5の倍数でない数の和: 4000

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