5個の数字0, 1, 2, 3, 4を使って作れる3桁の整数について、以下の問いに答える。ただし、同じ数字は2度以上使わないとする。 (1) 偶数は何個あるか。 (2) 3の倍数は何個あるか。

算数場合の数整数偶数倍数組み合わせ
2025/6/12

1. 問題の内容

5個の数字0, 1, 2, 3, 4を使って作れる3桁の整数について、以下の問いに答える。ただし、同じ数字は2度以上使わないとする。
(1) 偶数は何個あるか。
(2) 3の倍数は何個あるか。

2. 解き方の手順

(1) 偶数の場合
3桁の整数が偶数であるためには、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要がある。
- 一の位が0の場合:
百の位は0以外の4通り、十の位は残りの3通り。よって 4×3=124 \times 3 = 12 通り。
- 一の位が2または4の場合:
百の位は0以外の3通り(0, 2 or 4と一の位に使った数字を除く)。十の位は残りの3通り(百の位と一の位に使った数字を除く)。一の位は2通り。よって 3×3×2=183 \times 3 \times 2 = 18 通り。
したがって、偶数の個数は 12+18=3012 + 18 = 30 個。
(2) 3の倍数の場合
3桁の整数が3の倍数であるためには、各桁の数字の和が3の倍数である必要がある。
使用できる数字は0, 1, 2, 3, 4である。
3つの数字の和が3の倍数になる組み合わせを考える。
- {0, 1, 2}:3! = 6通り。ただし、百の位が0になる場合を除くので、62!=46-2!=4通り
- {0, 2, 4}:3! = 6通り。ただし、百の位が0になる場合を除くので、62!=46-2!=4通り
- {1, 2, 3}:3! = 6通り
- {2, 3, 4}:3! = 6通り
- {0, 3}を含む場合
{0, 3, x} (x=0, 3を除く): x= 3, 6, 9,...から x =0, 3, 6, 9,...となる。
-> {0, 3}を含む和が3の倍数になる組み合わせ: {0,3,0}{0,3,3}{0,3,6}{1,2,3}{4,2,3} -> {0,3} とその他の数を組み合わせることになる。考えられるのは、数字の和が3の倍数になる次の組み合わせ: {0,1,2} {0,2,4}{1,2,3}{2,3,4}。
和が6になる組み合わせ{0,1,2} (0+1+2 = 3の倍数)
{1,2,3} (1+2+3 = 6の倍数)
{2,3,4} (2+3+4=9の倍数)
{0,2,4} (0+2+4=6の倍数)
各組み合わせについて、3桁の整数が何通りできるか計算する。
{0, 1, 2} -> 4個
{0, 2, 4} -> 4個
{1, 2, 3} -> 6個
{2, 3, 4} -> 6個
合計は 4+4+6+6=204 + 4 + 6 + 6 = 20個。

3. 最終的な答え

(1) 偶数:30個
(2) 3の倍数:20個

「算数」の関連問題