6個の数字 1, 2, 3, 4, 5, 6 から異なる4個の数字を使って4桁の整数を作るとき、以下の問いに答えます。 (1) 4300 より大きい整数は何個あるか。 (2) 5000 より大きい偶数 は何個あるか。

算数順列組み合わせ整数場合の数
2025/6/12

1. 問題の内容

6個の数字 1, 2, 3, 4, 5, 6 から異なる4個の数字を使って4桁の整数を作るとき、以下の問いに答えます。
(1) 4300 より大きい整数は何個あるか。
(2) 5000 より大きい偶数 は何個あるか。

2. 解き方の手順

(1) 4300より大きい整数
4桁の整数をabcdと表します。
a = 4 のとき、bcdは300より大きい必要があります。
a = 4, b = 3 のとき、cは4, 5, 6のいずれか。
c=4のときdの選び方は4通り、c=5のときdの選び方は4通り、c=6のときdの選び方は4通り。
a = 4, b = 3のとき、 3×4=123 \times 4 = 12 通り
a = 4, b > 3 つまり b = 5, 6 のとき、cdの選び方は 4P2=4×3=12_4P_2 = 4 \times 3 = 12
a = 4, b = 5, 6 のとき、 2×12=242 \times 12 = 24 通り
a > 4 つまり a = 5, 6 のとき、bcdの選び方は 5P3=5×4×3=60_5P_3 = 5 \times 4 \times 3 = 60
a = 5, 6 のとき、 2×60=1202 \times 60 = 120 通り
したがって、4300より大きい整数は、12+24+120=15612 + 24 + 120 = 156 個。
(2) 5000より大きい偶数
a = 5, 6 のとき。
a = 5のとき、d=2, 4, 6
a = 5, d = 2のとき、bcの選び方は 4P2=4×3=12_4P_2 = 4 \times 3 = 12 通り
a = 5, d = 4のとき、bcの選び方は 4P2=4×3=12_4P_2 = 4 \times 3 = 12 通り
a = 5, d = 6のとき、bcの選び方は 4P2=4×3=12_4P_2 = 4 \times 3 = 12 通り
したがってa = 5のとき、 3×12=363 \times 12 = 36 通り
a = 6のとき、d=2, 4
a = 6, d = 2のとき、bcの選び方は 4P2=4×3=12_4P_2 = 4 \times 3 = 12 通り
a = 6, d = 4のとき、bcの選び方は 4P2=4×3=12_4P_2 = 4 \times 3 = 12 通り
したがってa = 6のとき、 2×12=242 \times 12 = 24 通り
5000より大きい偶数は 36+24=6036 + 24 = 60 個。

3. 最終的な答え

(1) 4300より大きい整数: 156個
(2) 5000より大きい偶数: 60個

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