表はパソコンの総出荷金額、国内出荷金額、輸出金額の年度ごとの推移を示している。選択肢の中から、表のデータから明らかに正しいと言えるものを一つ選ぶ。

応用数学データ分析比率割合計算
2025/6/22

1. 問題の内容

表はパソコンの総出荷金額、国内出荷金額、輸出金額の年度ごとの推移を示している。選択肢の中から、表のデータから明らかに正しいと言えるものを一つ選ぶ。

2. 解き方の手順

各選択肢を検討する。
* **選択肢1:** 数年後には、輸出金額が国内出荷金額を越すことになるだろう。
表の範囲ではそのような傾向は見られないため、明らかに正しいとは言えない。
* **選択肢2:** 1996年度の輸出金額は、前年度と比較しておよそ52.8%増加した。
1995年度の輸出金額は4122億円、1996年度は6533億円。増加率は (65334122)/4122×10058.5% (6533 - 4122) / 4122 \times 100 \approx 58.5\% 。したがって、約52.8%増加は誤りである。
* **選択肢3:** 総出荷金額のピークは、1990年度である。
表を見ると、1996年度の総出荷金額が28314億円で最も高い。したがって、1990年度がピークというのは誤りである。
* **選択肢4:** 1990年度の国内出荷金額は、1987年度の国内出荷金額のおよそ1.8倍である。
1987年度の国内出荷金額は5263億円、1990年度は9248億円。
9248/52631.76 9248 / 5263 \approx 1.76 。したがって、約1.8倍は正しい。
* **選択肢5:** 1989年度において、総出荷金額を1とすると、国内出荷金額は0.6で表せる。
1989年度の総出荷金額は10771億円、国内出荷金額は7881億円。
7881/107710.73 7881 / 10771 \approx 0.73 。したがって、0.6は誤りである。
以上の検討から、選択肢4が正しい。

3. 最終的な答え

1990年度の国内出荷金額は、1987年度の国内出荷金額のおよそ1.8倍である。

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