与えられた対数方程式 $\log(x-3) + \log x = \log 4$ を解く問題です。

代数学対数方程式二次方程式対数の性質真数条件
2025/3/31

1. 問題の内容

与えられた対数方程式 log(x3)+logx=log4\log(x-3) + \log x = \log 4 を解く問題です。

2. 解き方の手順

まず、対数の性質を用いて左辺をまとめます。loga+logb=log(ab)\log a + \log b = \log(ab) の性質を利用すると、
log(x3)+logx=log((x3)x)\log(x-3) + \log x = \log((x-3)x)
したがって、方程式は次のようになります。
log((x3)x)=log4\log((x-3)x) = \log 4
両辺の対数が等しいので、真数も等しくなります。
(x3)x=4(x-3)x = 4
これを展開し、整理すると、xxに関する二次方程式が得られます。
x23x=4x^2 - 3x = 4
x23x4=0x^2 - 3x - 4 = 0
この二次方程式を解きます。因数分解を利用すると、
(x4)(x+1)=0(x-4)(x+1) = 0
したがって、x=4x=4 または x=1x=-1 が解の候補となります。
しかし、対数関数は真数が正でなければ定義されないため、x3>0x-3>0 かつ x>0x>0 を満たす必要があります。
x=4x=4 の場合、x3=1>0x-3=1 > 0 かつ x=4>0x=4 > 0 であるため、これは条件を満たします。
x=1x=-1 の場合、x=1<0x=-1 < 0 であるため、条件を満たしません。
したがって、x=4x=4 のみが解となります。

3. 最終的な答え

x=4x=4

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