直線 $y = 4x + a$ と曲線 $y = x^3 - 6x^2 + 13x + 2$ の共有点の個数を、定数 $a$ の値によって分類する問題です。
2025/6/30
1. 問題の内容
直線 と曲線 の共有点の個数を、定数 の値によって分類する問題です。
2. 解き方の手順
まず、2つの曲線の交点の 座標は、以下の式を満たす の実数解として与えられます。
この式を変形して、 を分離します。
ここで、 とおくと、共有点の個数は、 のグラフと直線 の交点の個数に一致します。
のグラフの概形を調べるために、 を計算します。
となる の値は、 です。
増減表は以下のようになります。
| x | ... | 1 | ... | 3 | ... |
| :--- | :-: | :-: | :-: | :-: | :-: |
| f'(x) | + | 0 | - | 0 | + |
| f(x) | ↑ | | ↓ | | ↑ |
のとき、
のとき、
したがって、 は で極大値 をとり、 で極小値 をとります。
のグラフと直線 の交点の個数を調べます。
- のとき、交点は1個
- のとき、交点は2個
- のとき、交点は3個
- のとき、交点は2個
- のとき、交点は1個
3. 最終的な答え
- のとき、共有点は1個
- のとき、共有点は2個
- のとき、共有点は3個
- のとき、共有点は2個
- のとき、共有点は1個