与えられた式の分母を有理化する問題です。式は以下の通りです。 $\frac{1}{2+\sqrt{3}-\sqrt{7}}$

代数学有理化根号式の計算
2025/7/1

1. 問題の内容

与えられた式の分母を有理化する問題です。式は以下の通りです。
12+37\frac{1}{2+\sqrt{3}-\sqrt{7}}

2. 解き方の手順

まず、分母を (2+3)(2+\sqrt{3})7-\sqrt{7} の二項であるとみなして、共役な複素数 2+3+72+\sqrt{3}+\sqrt{7} を分母と分子に掛けます。
12+37=2+3+7(2+37)(2+3+7)\frac{1}{2+\sqrt{3}-\sqrt{7}} = \frac{2+\sqrt{3}+\sqrt{7}}{(2+\sqrt{3}-\sqrt{7})(2+\sqrt{3}+\sqrt{7})}
分母を計算します。
(2+37)(2+3+7)=(2+3)2(7)2=4+43+37=43(2+\sqrt{3}-\sqrt{7})(2+\sqrt{3}+\sqrt{7}) = (2+\sqrt{3})^2 - (\sqrt{7})^2 = 4 + 4\sqrt{3} + 3 - 7 = 4\sqrt{3}
したがって、
2+3+743\frac{2+\sqrt{3}+\sqrt{7}}{4\sqrt{3}}
次に、434\sqrt{3} を有理化するために、さらに 3\sqrt{3} を分母と分子に掛けます。
(2+3+7)3433=23+3+2143=23+3+2112\frac{(2+\sqrt{3}+\sqrt{7})\sqrt{3}}{4\sqrt{3} \cdot \sqrt{3}} = \frac{2\sqrt{3}+3+\sqrt{21}}{4\cdot 3} = \frac{2\sqrt{3}+3+\sqrt{21}}{12}

3. 最終的な答え

3+23+2112\frac{3+2\sqrt{3}+\sqrt{21}}{12}

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