塩素の同位体 ${}^{35}\mathrm{Cl}$ (相対質量 35.0) と ${}^{37}\mathrm{Cl}$ (相対質量 37.0) の存在比が3:1であるとき、塩素の原子量を求める。

算数計算割合平均
2025/7/23

1. 問題の内容

塩素の同位体 35Cl{}^{35}\mathrm{Cl} (相対質量 35.0) と 37Cl{}^{37}\mathrm{Cl} (相対質量 37.0) の存在比が3:1であるとき、塩素の原子量を求める。

2. 解き方の手順

原子量は、各同位体の相対質量に存在比をかけたものの和で求められる。
35Cl{}^{35}\mathrm{Cl} の存在比は全体の 33+1=34\frac{3}{3+1} = \frac{3}{4} であり、37Cl{}^{37}\mathrm{Cl} の存在比は 13+1=14\frac{1}{3+1} = \frac{1}{4} である。
したがって、塩素の原子量は次の式で計算できる。
原子量 = ( 35Cl{}^{35}\mathrm{Cl} の相対質量 ×\times 35Cl{}^{35}\mathrm{Cl} の存在比) + ( 37Cl{}^{37}\mathrm{Cl} の相対質量 ×\times 37Cl{}^{37}\mathrm{Cl} の存在比)
これを計算すると、
原子量 = 35.0×34+37.0×1435.0 \times \frac{3}{4} + 37.0 \times \frac{1}{4}
原子量 = 35.0×3+37.0×14\frac{35.0 \times 3 + 37.0 \times 1}{4}
原子量 = 105.0+37.04\frac{105.0 + 37.0}{4}
原子量 = 142.04\frac{142.0}{4}
原子量 = 35.535.5

3. 最終的な答え

35.5

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