## 問題 1: 長方形で正方形を作る
1. 問題の内容
縦4cm、横5cmの長方形を並べて正方形を作るとき、一番小さい正方形を作るには長方形が何枚必要か求める問題。
2. 解き方の手順
まず、正方形の一辺の長さを求める必要があります。正方形の一辺の長さは、長方形の縦の長さ (4cm) と横の長さ (5cm) の公倍数でなければなりません。
4と5の最小公倍数を求めます。
4の倍数は 4, 8, 12, 16, 20, 24,...
5の倍数は 5, 10, 15, 20, 25,...
最小公倍数は 20 なので、一番小さい正方形の一辺の長さは20cm です。
次に、この正方形を作るのに必要な長方形の枚数を計算します。
正方形の面積は です。
長方形の面積は です。
必要な長方形の枚数は、正方形の面積を長方形の面積で割ったものになります。
したがって、長方形は20枚必要です。
3. 最終的な答え
20枚
## 問題 2: 試験の平均点
1. 問題の内容
受験者の20%が合格する試験があり、受験者全体の平均点は55点である。合格者の平均点と不合格者の平均点の差は20点である。合格者の平均点を求める問題。
2. 解き方の手順
まず、合格者の平均点を とします。
不合格者の平均点は、 となります。
受験者全体の平均点は、合格者と不合格者の平均点から計算できます。
受験者全体の20%が合格なので、80%が不合格です。
したがって、受験者全体の平均点は次のように表せます。
これを解きます。
したがって、合格者の平均点は71点です。
3. 最終的な答え
71点