ベクトル $\vec{a} = i + 2j + 2k$ と $\vec{b} = 2i + 2j + k$ について、以下の問いに答えます。 (1) ベクトル $\vec{a}$ の大きさを求めます。 (2) 内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求めます。 (3) 外積 $\vec{a} \times \vec{b}$ を求めます。

幾何学ベクトルベクトルの大きさ内積外積
2025/7/29

1. 問題の内容

ベクトル a=i+2j+2k\vec{a} = i + 2j + 2kb=2i+2j+k\vec{b} = 2i + 2j + k について、以下の問いに答えます。
(1) ベクトル a\vec{a} の大きさを求めます。
(2) 内積 ab\vec{a} \cdot \vec{b} を求めます。
(3) 外積 a×b\vec{a} \times \vec{b} を求めます。

2. 解き方の手順

(1) ベクトル a\vec{a} の大きさ a|\vec{a}| は、各成分の二乗の和の平方根で求められます。
a=12+22+22|\vec{a}| = \sqrt{1^2 + 2^2 + 2^2}
(2) 内積 ab\vec{a} \cdot \vec{b} は、各成分同士の積の和で求められます。
ab=(1)(2)+(2)(2)+(2)(1)\vec{a} \cdot \vec{b} = (1)(2) + (2)(2) + (2)(1)
(3) 外積 a×b\vec{a} \times \vec{b} は、次のように計算します。
a×b=ijk122221=(2122)i(1122)j+(1222)k\vec{a} \times \vec{b} = \begin{vmatrix} i & j & k \\ 1 & 2 & 2 \\ 2 & 2 & 1 \end{vmatrix} = (2 \cdot 1 - 2 \cdot 2)i - (1 \cdot 1 - 2 \cdot 2)j + (1 \cdot 2 - 2 \cdot 2)k

3. 最終的な答え

(1) a=1+4+4=9=3|\vec{a}| = \sqrt{1 + 4 + 4} = \sqrt{9} = 3
(2) ab=2+4+2=8\vec{a} \cdot \vec{b} = 2 + 4 + 2 = 8
(3) a×b=(24)i(14)j+(24)k=2i+3j2k\vec{a} \times \vec{b} = (2 - 4)i - (1 - 4)j + (2 - 4)k = -2i + 3j -2k
したがって、
(1) ベクトル a\vec{a} の大きさは 33
(2) 内積 ab\vec{a} \cdot \vec{b}88
(3) 外積 a×b\vec{a} \times \vec{b}2i+3j2k-2i + 3j - 2k

「幾何学」の関連問題

図に示された四角形の中に含まれる三角形の中から相似な三角形を見つけ、それらが相似であることを証明する問題です。三角形ABC、三角形DBA、三角形DACの辺の長さが与えられています。AB=8、AD=5、...

相似三角形辺の比証明
2025/7/29

点A, Bが与えられたとき、AP = BPを満たす点Pの軌跡を求める問題です。 (1) A(2, 0), B(-2, 0) の場合 (2) A(1, -4), B(-2, 5) の場合

軌跡座標平面距離方程式
2025/7/29

四角形ABCDにおいて、対角線の交点をEとする。$\angle BCA = \angle DCA$、$\angle BAE = \angle CDE$のとき、$\triangle ABC \sim \...

相似四角形三角形角の二等分線
2025/7/29

底面の1辺の長さが $a$ cm、高さが $h$ cm の正四角錐がある。 (1) 体積 $V$ を $a$、$h$ を使った式で表す。 (2) 底面の1辺の長さを3倍にし、高さを半分にしたときの体積...

体積正四角錐図形
2025/7/29

平面上に三角形OABがあり、$OA = 3$, $OB = \sqrt{10}$, $\cos \angle AOB = \frac{\sqrt{10}}{5}$を満たしている。辺ABを3:4に内分す...

ベクトル内積三角形外接円空間ベクトル
2025/7/29

三角形OABにおいて、辺OAを2:1に内分する点をC、辺OBを1:3に内分する点をD、辺ABを3:2に内分する点をEとする。$\overrightarrow{OC}$, $\overrightarro...

ベクトル内分点空間ベクトル
2025/7/29

$\theta$の動径が第4象限にあり、$\tan{\theta} = -2\sqrt{6}$のとき、$\sin{\theta}$と$\cos{\theta}$の値を求める問題です。

三角関数三角比象限相互関係
2025/7/29

三角形ABCにおいて、$AR:RB = 2:3$、$BC:CP = 2:1$ であるとき、以下の比を求めます。 (1) $CQ:QA$ (2) $PQ:QR$

メネラウスの定理チェバの定理三角形
2025/7/29

三角形ABCにおいて、$AQ:QC = 2:3$、$BP = PC$であるとき、$AR:RB$を求める。

幾何三角形メネラウスの定理
2025/7/29

三角形ABCにおいて、$AR:RB = 1:2$、$BP:PC = 4:3$ であるとき、$CQ:QA$ を求める問題です。

幾何チェバの定理
2025/7/29